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課外活動(クラブ等)

「おもろい電気自動車活用プランコンテスト」結果発表! 大阪産業大学生が優秀賞を受賞

大阪産業大学の「おもろい大学」企画の一環として開催された「おもろい電気自動車活用プランコンテスト」の結果が発表されました。このコンテストは、本学全学教育機構の山田啓次先生が制作した木製電気自動車の活用アイデアを募るもので、学内外から多数の応募がありました。

この木製電気自動車は、実際にナンバープレートを取得すれば公道を走ることができる仕様になっており、学内での展示やオープンキャンパスでも注目を集めました。

コンテスト概要

コンテストは以下の2部門で開催されました。

木製電気自動車を学内?社会で活用するアイデア

木製電気自動車制作の技術を応用するアイデア

高校生の部と大学生の部に分かれ、各部門で優秀なアイデアが選出されました。審査は小川和彦学長をはじめとする8名の審査委員が担当し、独創性?実現可能性?社会的インパクトの観点から厳正に評価が行われました。

【木製電気自動車制作の技術を応用するアイデア】

(大阪産業大学生の部 優秀賞)
①「自走式神社による諸課題の解決及び、病院等のQOL向上」(経営学科4回生)

木製電気自動車の素材である「木」の温かみを活かし、神社の後継者不足や収入減少、盗難対策といった社会課題の解決を目指すアイデアです。さらに、高齢者や病院入院者などが「参拝したくてもできない」という問題を解決するため、移動式の神社として活用することが提案されました。

審査員コメント
「社会課題の解決につながるアイデアであり、斬新さと実現性を兼ね備えています」
「天神祭りの船渡御のように、木製電気自動車による移動式神社は新しい発想で独自性があります」

提案書では艦内神社の事例なども取り上げられており、実現可能性を考慮した具体的な内容となっていました。

(高校生の部 入賞)
②「大阪産業大学キャンパス内での多人数輸送」(高校2年生)

大阪産業大学のキャンパスは東西に約1キロと広く、学生の移動負担が大きいことが課題となっています。そこで、木製電気自動車を「キャンパス内シャトルバス」として活用するアイデアが提案されました。

車両は天井を高くし、吊革を設置することで、多くの学生が立って乗れるようなデザインになっており、利便性が向上する構造となっています。

審査員コメント
「キャンパスの特徴を理解し、利用者目線で考えられた実用的なアイデアです」
「大学生活の課題解決につながる共感力が素晴らしいです」

高校生ならではの視点で考えられたアイデアとして、今後の発展が期待されます。

【木製電気自動車を学内?社会で活用するアイデア】

(大学生の部 入賞)
③「木でできた温森(ぬくもり)のある移動式オフィス」(経営学科4回生)

現代のインカー?ワーク(車内での仕事)の需要に着目し、木製電気自動車を移動式のオフィスとして活用するアイデアです。カフェなどのオープンスペースではなく、プライバシーを確保した車内空間で商談や作業ができるという新しい働き方を提案しました。

審査員コメント
「ビジネス視点の提案であり、商談の質向上につながる独自性があります」
「木製の温かみが、働く環境にも良い影響を与える点が興味深いです」

今回のコンテストでは、学生の発想力と社会課題に対する鋭い洞察力が光るアイデアが多数寄せられました。「木製電気自動車」というユニークなテーマを通じて、持続可能な社会に向けた新たな可能性が示されました。

今後も大阪産業大学では、「おもろい大学」企画を通じて、学生の自由な発想とチャレンジ精神を支援していきます。