学生、保護者のみなさまへ
大阪産業大学
学長 中村康範
今般のコロナ禍は、学生の皆さまに計り知れない不安と不便を及ぼし、慣れない非対面式授業では戸惑いと負担をもたらしていますが、日々学習に励み研究課題等に取り組む中、新たな学びを体得していることと思います。
本学は5月19日付で、令和2年度前期のすべての授業を非対面式の形態で実施する旨決定しました。その後、5月21日には大阪府において、5月25日には政府がすべての都道府県を対象として緊急事態宣言を解除された状況下にありますが、188体育の感染は完全に終息したわけではなく、再度の感染拡大が起こらないよう「新しい生活様式」を徹底していく必要があります。
つきましては、学生、保護者の皆さまおよび教職員の健康と安全を最優先に、前期授業期間はすべて非対面式授業を行うという原則的な方針を継続しつつ、感染拡大防止対策の取り組みが十分になされることを前提に、実験?実習?演習?実技の科目や卒業にかかわる研究や演習、大学院生の研究にかかわる授業科目については、登校による対面式授業を段階的に取り入れたいと考えております。
なお、登校による対面式授業の実施に際しては、登校が困難な通学圏外の学生や、様々な理由で登校に不安を抱える学生の皆さまに対して、不利益にならないよう最大の配慮を講じるよう担当教員に指示しております。
今後も皆さまの学びを支援するため、適宜状況を見極め適切な学習環境を整えてまいりますので、引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
1.令和2年度前期の授業形態について
- 講義形式の授業科目は、引き続き、すべて非対面式にて実施します。
- 卒業にかかわる研究や演習の科目、および、大学院生の研究にかかわる授業科目については、6月1日(月)から一部の授業科目について対面式で行うことにします。
※詳細は各学科からの案内に従ってください。
- 実験?実習?演習?実技などの、大学施設の装置や機材、設備などの使用が必要不可欠な科目については、6月15日(月)以降に一部の授業を対面式で行う予定です。
※詳細は各学科からの案内に従ってください。
2.キャンパス入構?大学施設利用(梅田サテライトキャンパスを含む)の制限緩和について(許可制)
- 当面の間、学生の入構制限を継続しますが、下記の事由によるものについて一部緩和します。ただし、来学に伴う移動中の感染リスクが高まることから、特に公共交通機関を利用する場合には、混雑する時間を避ける等、感染防止に努めるようにしてください。
- 1.に示す許可された対面式授業受講のための入構を認めますので、各学科からの案内に従ってください。
- オンライン授業を自宅等にて受講することが困難な場合のPC演習室利用については、6月1日より中央キャンパスの本館5階PC演習室のみ開放いたします。
- 学生の修学に不可欠な学務的活動(奨学金手続、証明書発行など)に伴う入構は、6月1日(月)から事前の連絡により許可します。
- 綜合図書館については、図書の貸し出し業務のみ6月15日より再開する予定です。
- PC演習室および綜合図書館については、今後、感染拡大が再度発生した場合など、状況により入室?入館制限を行うことがあります。
- 上記のように入構が認められた場合においても、必要な活動を終えた際には学内に滞留せず、速やかに帰宅してください。
- 各種事務手続や修学相談、就職活動相談、学生相談等での入構等についても、段階的に解除を行っていく予定です。決定次第お知らせします。
?大学構内へ入構される際は、下記の場所にて入構の申し出を行い、入構許可書を受け取るようにしてください。?
【中央キャンパス正門守衛室】
- 本館5階PC演習室、教務課、学生生活課、国際交流課、綜合図書館、学生相談室、Wellness2008、教職教育センター、高等教育センター
- 中央キャンパスで行われる卒業にかかわる研究や演習の科目、および、大学院生の研究にかかわる授業科目。実験?実習?演習?実技など学内施設の使用が必要不可欠な科目、および、学生の修学に不可欠な学務的活動。
【東キャンパス守衛室】
- 東キャンパスで行われる卒業にかかわる研究や演習の科目、および、大学院生の研究にかかわる授業科目。実験?実習?演習?実技など学内施設の使用が必要不可欠な科目、および、学生の修学に不可欠な学務的活動。
【梅田サテライト事務室】
- 梅田サテライトキャンパスで行われる大学院の研究にかかわる演習
3.課外活動について
全ての課外活動(クラブ活動やプロジェクト共育等)、およびそのための大学への入構は6月14日まで引き続き禁止します。今後は、状況をふまえて段階的に再開する事を検討しておりますので、改めて周知いたします。(詳しくは、ポータルシステム等で発信します。)
(補足)
- 〇 当日の登校前に各自で検温してください。
- 体温計がある場合 → 自宅で検温し発熱がなければ登校してください。
- 体温計がない場合 → 登校して正門の警備員から体温計を受け取り検温してください。
- 〇 37.5 度以上の熱がある場合
- 入構できないため、登校しないで自宅で様子をみてください。または、速やかに帰宅して様子をみてください。
- 発熱が数日続き、風邪の症状や強いだるさや息苦しさがある場合は、以下の窓口に相談してください。
?大阪府 相談窓口 06-6944-8197/?兵庫県 相談窓口 078-362-9980
?京都府 相談窓口 075-414-4726/?奈良県 相談窓口 0742-27-8561
?滋賀県 相談窓口 077-528-1344/?和歌山県 相談窓口 073-441-2170
- 〇 登校時の注意事項
- 手洗い、うがいの励行と、マスクを着用するなどの各自で感染防止対策を講じてください。
- 授業等の用件が済めば速やかに帰宅してください。
(お問い合わせ先)
事務部 庶務課
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