学生の皆さん
大阪産業大学
学長 中村康範
保健管理センター長 横井豊彦
今後188体育に対する特効薬もしくはワクチンが開発される、または集団免疫が本邦で獲得が確認される段階、つまり予防法?治療法が確立されない間は、学生の皆さんの相互安全の確保のため、以下の点をお守り頂くようお願い致します。
(1)登校前?登校時の注意
- 授業開始日2週間前より、日常の行動範囲を家、必要な買い物、通院に限定し、家族以外の人との接触を可能な限り避けて下さい。また授業期間はこの状態を維持して下さい。また、アルバイトや必要な外出などの場合の注意は(7)を参照下さい。
- 日常的に起床時に検温し、37度未満であることを確認して下さい。同居家族に症状がある場合でも、その方が188体育感染症でなければ、自分自身の症状がなければ登校可能とします。(ただし家族の方が188体育感染症患者との「濃厚接触者」になった場合には、下記(3)をご参照下さい。なお、前期授業期間や過去の検温結果から平熱が37度以上ある人は日常の検温記録を入構時に提示の上お申し出て下さい。また免疫、呼吸器系などの持病があり、登校が不安な場合は無理をしないで下さい。
- マスクを忘れないように注意して下さい。また目の粘膜保護も感染予防に有効とされているため、メガネ、フェイスシールド、ゴーグル等を所有している人は持参下さい。((5)参照)
なお基準体温を37度としているのは、大学生以上の年齢の方の大部分の平熱は37度未満であるということと、188体育感染事例の中には37度台前半の発熱が数日続いた後に悪化している例があるためです。平熱が37度以上の方については、日々の検温記録を提示の上入構時にその旨お申し出下さい。
(2)症状がある場合の対応
- 朝、発熱や咳、倦怠感などの感冒症状がある場合には登校を控えて下さい。まず市販薬で対応し、改善がない場合には医療機関に問い合わせ、症状の持続状況次第では各自治体の188体育検査対応の窓口に連絡し指示を仰いで下さい。
- 1.の場合で188体育感染と診断された場合「以外」は、発熱、他の症状とも完全に消失し、3日間経過(最低72時間)するまでは登校を控えて下さい。
(3)188体育陽性患者との接触に関連した対応
- 「188体育陽性患者」との濃厚接触があった場合は、最寄りの保健所の指示に従って下さい。
- 「188体育陽性患者との濃厚接触者」との濃厚接触があった場合は、万全を期するため、14日間自宅待機として下さい。
(4)手洗い?手指消毒をするタイミング
- 登校時、教室入室時、下校時、帰宅時
- 咳をした後(マスクをしていても)
- 鼻をかんだ後
- トイレの後
(5)目からの感染予防について
接触感染が最も問題とされているのは「目」です。夏場に学校でプール熱(主にアデノウイルスやコクサッキーウイルスの系統が原因)と似た、結膜の充血や眼痛などの主症状と、人により発熱が認められます。ウイルスが付着した手で目を擦ったり、ウイルスが含まれる飛沫からの感染が確認されています。ただし目からの感染で呼吸器症状が出るか否かは不明な点が多くあり、一定の見解を持ちえません。
このため人と相対する際には、フェイスシールド、ゴーグル、メガネの着用が推奨され、デスクでの対面の場合にはアクリル板の設置がなされたりします。ただしアクリル板の場合、上方換気のない部屋や天井の低い部屋では、飛沫の滞留が指摘されています。このため前者の、個人用装具のいずれかを持っておいて頂くことが望ましいと考えます。
(6)構内での注意点
- 開けてある窓やドアは暑くても寒くても閉めない、雨天や何らかの騒音がある場合には、授業担当者に相談すること。また気温に応じた服装に注意すること。
- 夏場は飲料を持参し、友達と回し飲みしないこと。
- 他の人との物の貸し借りは避けること(借りた場合には返却後お互いに手洗いを)
- 他の人と近接しないこと。換気が良い場所でも必ず2m以上の距離を意識して下さい。
- 大声で叫ぶ、笑う、歌うなどの行為は避けて下さい。
- マスクを必要時(何かを飲む時など)以外は外さないこと。
(7)その他
- アルバイト先が狭い、人が密になる、換気が悪い等、感じられる場合には、別のアルバイトを探されることをお勧めします。(必ずしも飲食業とは限りません。またビルの空調は換気能力が高くありませんので、例えばビルに入っているスポーツジムで窓が開かない場合は要注意です)
- 卒業研究や校外学習に出かける場合、以上の点は遵守しながら、訪問先のルールも守るようにして下さい。
- 体育実技、体育会部活の場合には、競技ごとに人同士の距離などに違いが出ますので、各担当者の指示に従って下さい。
(最後に)
当案内はウイルスの変異による感染性の変化が明らかとなった場合には随時変更となりますので、ご注意下さい。
特に変更が想定される局面は以下のとおりです。
- ワクチンが市場に出て使用可能となった場合
- 188体育の特異的な治療薬が使用可能となった場合
- 188体育の感染性?毒性が、変異などで弱まったことが医学?微生物学的に確認され、指定感染症から外れた場合
以上