大阪産業大学からのお知らせ
大阪産業大学からのお知らせ
3月19日(木)に令和7年度 大阪産業大学大学院?大学学位授与式および卒業式が挙行されました。
小川学長より祝辞が贈られ、大学院48名、大学1,367名の学生が巣立っていきました。
卒業者の皆さまの今後のご活躍を心から願っております。ご卒業おめでとうございます!
学位を授与された皆さんへ
本日ここに、大阪産業大学を卒業される皆さん、また大阪産業大学大学院を修了される皆さんをお迎えし、卒業式並びに学位授与式を挙行できますことを、心から嬉しく思います。
ただいま学位記が授与されましたが、本学教職員を代表して、皆さんの御卒業、そして御修了を、心よりお祝い申し上げます。
また、本日の式典にご臨席くださいました御家族、ご友人の皆様にも、心よりお慶びを申し上げますとともに、これまで本学の教育に温かい御理解と御支援を賜りましたことに、深く感謝申し上げます。
皆さんは大学、あるいは大学院という学びの場において、専門分野の学習や研究に励むとともに、多くの仲間や友人と出会い、かけがえのない時間を過ごしてこられました。
大学生活には、喜びや達成感だけでなく、困難や試練もあったことと思います。しかし、 それらを乗り越えて今日この日を迎えられた皆さんの姿は、努力を積み重ねてきた証であります。どうか皆さん自身も、今日という日を、誇りをもって迎えていただきたいと思います。
さて、現在、世界は大きな転換期にあります。人口減少や地球温暖化による気候変動、そして各地で続く紛争など、私たちの社会は多くの課題に直面しています。しかし同時に、このような時代であるからこそ、新しい知恵と創造によって社会をより良い方向へ導くことが求められています。皆さんのような若い世代の力が、まさに社会に必要とされているのであります。
本学の建学の精神は、「偉大なる平凡人たれ」であります。この言葉は、特別な英雄になれという意味ではありません。日々の仕事や生活の中で誠実に努力を重ね、社会に対して責任ある行動をとる人間であれ、という願いが込められています。社会を支えているのは、まさにそのような人々であります。
ここで、皆さんに一つの言葉を贈りたいと思います。
社会を支えているのは、特別な人ではありません。
誠実に努力を重ねる、「普通の人」です。
そして、三つのことをお伝えします。
第一に、
困難から逃げないことです。困難に直面したときこそ、人は成長します。
第二に、
人とのつながりを大切にすることです。人は一人では生きていくことはできません。
第三に、
誠実であることです。誠実さは、必ず信頼となって返ってきます。
私は工学部の交通機械工学科、新しい学部としてはシステム工学部に所属しています。交通機械工学科は学園の発祥である鉄道、また自動車に深く関係する学科です。多くの卒業生が活躍しています。日本の自動車は世界で絶大な信頼を得ており、また鉄道技術、新幹線も世界で広く受け入れられています。さらに日本の半導体の製造装置、種々の材料を生み出す素材産業も世界で大きなシェアを占めています。直接には製品や技術が信頼されているわけですが、それは技術者や産業に携わる人々への信頼があるからこそと考えます。
本学の建学の精神は、「偉大なる平凡人たれ」であります。それぞれの場所で誠実に努力を重ねる、ということが平凡だが偉大なことであります。社会から信頼される人物となることを願っています。
どうか皆さん、誠実に生きてください。その歩みこそが、社会を支える力となります。
皆さんの前途が希望に満ち、豊かな人生となることを心から祈念し、学長としての式辞といたします。
本日は誠におめでとうございます。
令和8年3月19日
大阪産業大学 学長 小川 和彦